テニスカルチャーをもっと楽しく、もっと豊かに

2017.02.01 Wednesday

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    久々の更新です。

     

    待っていた読者の皆さん・・・がどれくらいいるのか分かりませんが、サボっていてすみません。

     

    最近は、以前にご紹介した「てにすまんPRESS」以外のサイトでも、いくつか執筆活動を行っておりまして、今回が「AND TENNIS」というサイトに寄稿させて頂きました。

     

    ■AND TENNIS

     

     

    テニスの技術だけでなく、ライフスタイルにフォーカスしたサイトとなっていて新しい!です。

     

    難しい技術モノの記事は苦手という方でも、きっと楽しんで頂けるような感じになっていると思いますのでぜひアクセスしてみて下さい。

     

    ファッションやギア、テニスをライフスタイルの一部として楽しむアイデア、見つかると思いますよ!

     

     

    全国選抜高校テニスを観戦して、感じたこと

    2016.03.28 Monday

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      先週末に、福岡に全国高校選抜高校テニスの観戦に行ってきた。

      5年ぶりに母校の応援に行ってきたけど・・・色々と感じることはたくさん。

      あまりうるさくは言いたくないし書きたくないけど、やっぱり記しておきたい。

      日本の高校テニス、本当にこのままで良いんだろうか・・・と思ってしまう。


      まず、全体的にレベルが低い、この数年で大きく下がってきている。

      特に上位校と下位校の差が激しく、1セットマッチの試合で1ゲームも獲れない試合が多い。

      この理由はどこにあるのか・・・と考えてみると、その問題は根深い。


      ダブルスで戦える選手が、少ないし育っていない。

      指導者自体が少ないのもあるけど、皆選手が画一化されているような気がしてならない。

      チームの中で画一化された選手ばかりになると、そこに入ってくる部員もその流れで画一化されてしまう。

      ストローク主体、ネットプレーは強引に決めにいくだけ。

      縦に長いコートを使うことが出来ず、強引なミスかエースばかり・・・。


      いつまで経っても、誰もこの問題に正面から向き合おうとしないように思えてならない。

      高校のテニス部の全国大会なのに、ここを目指す人たちの本気度が伝わってこないのは気のせいだろうか。

      みんなが頑張っているのは分かるし、才能ある選手もいると思う。


      じゃあどうするんだと、そんな声が聞こえてきそうですが、まずは小さなことからしっかりやっていくことが大事。

      テニスについて、主体的に自分で考えて実践できる、部員主体のチームで強くなっていく姿が見たい。

      個人的にも、出来る限りのサポートをしたい。

      こんな状態だから、チャンスは万人にある。

      さぁ、頑張っていこう。


      コチラでも記事を書いています






       

      スポーツと覚せい剤という問題

      2016.02.12 Friday

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        元プロ野球選手、清原選手の覚せい剤問題が話題になっている。

        考えなくてはいけない、この問題について。

        野球界だけではなく、スポーツ界全体でもっとしっかり考えて、何かを行動に移さないと東京オリンピックどころでは無いのだ。


        元々、日本は覚せい剤には寛容な文化があった。

        第1回のオリンピック開催時に、肉体労働で駆り出されていた人はみな「ヒロポン」を使っていたし、そこらじゅうで注射器が落ちていたような街もあったという。

        肉体労働、スポーツ選手は、とにかく覚せい剤が大好きだ。

        スポーツ選手は特に、「覚醒」という言葉に魅かれる。

        「ゾーンに入る」という表現もあるけれど、何をやっても上手くいく、自分の脳と身体がシンクロするような感覚を、全盛期は何度か経験出来るという。

        そう、歳を重ねてくるとなかなかそれが、難しい。

        昔は出来たのにと、頭で思うことに身体がついていかない・・・だから、「覚せい剤」に頼ってしまうのは自然なこと。


        そしてもう一つ、覚せい剤を買うには大前提で資本が必要。

        稼いでいない選手・競技には、そもそも密売人も寄ってこない。

        だからこそ、しっかり稼いでいる競技団体はしっかり選手を守らないといけない。


        まだ日本には、本格的な覚せい剤の抗生施設も無い。

        そして何より足りないのは、改めて「なぜ、覚せい剤を使ってはいけないのか?」という部分。

        何人のスポーツ選手、関係者、指導者が、この問いにしっかりと答えられるだろう。

        曖昧なことが大好きな日本人も、そろそろこの問題ははっきりさせておかないといけない。


        今回の一件、一人の責任にして幕引きを図る訳にはいかない。

        変わる勇気が、改めて日本のスポーツ界には問われている。
         

        錦織選手と2016年と

        2015.12.30 Wednesday

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          今年も一年間、ブログを読んで頂きましてありがとう御座いました。

          こちらでの更新回数は減ってしまいましたが、来年は他サイトでは書けないこともこちらで更新していければと思っています。

          今年はテニスブーム・・・いや、錦織選手のブームに沸いていたように思いますが、テニス界にとって全てがプラスに作用した訳では無いように思います。

          困難な課題は多いですが、それはテニス界だけの話ではありませんね。

          オリンピックへ向けた動きが加速する2016年、もちろん錦織選手の動向も含めて、ぜひ皆さんもそれぞれの視点で注目してみて下さい。

          それではみなさん、良いお年を・・・!
           

          インターハイから、全日本ジュニアテニスへ

          2015.08.10 Monday

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            夏のジュニアテニスの戦いは、大阪夏の陣が引き続き。

            オムニコートからハードコートへ変わり、テニスの戦術も変わります。

            夏の締めくくりは、ジュニアにとっても節目のとき。

            ここから大学進学なのか、その他別の道なのか・・・。


            感じるのは、テニス界の幅の狭さ。

            テニスコーチは日本に数多くいれども、果たして若くして望んでその職に就いている人が何人いるのか。

            そう疑問を感じずにはいられない。


            2001年に自分が審判をやっていた頃、若いコーチがたくさんいた。

            それこそATP300位前後が、スペインではたくさん若くし志高く指導者になる。


            日本はあくまで、テニススクールが主体。

            それでも悪くは無いけれども、価値観が画一化しやすい。


            今後日本という国で、テニスがどこに向かいたいのかを、ジュニアの試合を観て感じることは多い。

            皆さんもぜひ、現場で感じて欲しい。

            お盆の時期に、お時間のある方はぜひ。


            コチラの記事も執筆させて頂いております

            テニスの練習メニューを考える、ということについて

            2015.07.19 Sunday

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              「練習メニュー、何をすれば良いか分からない」

              という声を、よく聞く。

              子ども時代の勉強のように、教科書があって問題集がある訳でもない。

              個人練習やスクール以外でのグループ練習では、各自で考えて練習メニューを考えなければならない。

              これが苦手・・・というか、考えたくないという人が多い。


              個人的にはこういうのを考えるのが好きなので、まとめてこちらで公開してます。

              時間のある方は、ぜひ一度見てみて下さい。

              ■てにすまんPRESS 練習メニュー紹介



              もちろん、紹介したメニューを実践してもらえれば嬉しいのですが、もっと嬉しいことを目指しています。

              それは、読んだ皆さんが自分自身で新しいメニューを考えること。

              そしてそれを伝えたい、と想ってもらえるくらいに、磨きをかけるということ。



              テニスは奥が深い。

              深いからこそ、本当に楽しいと思えるには辛く険しい道を歩んでいくしかない・・・。

              今更ながら、テニスの厳しさを日々感じています。


              こちらのブログでは、これからも細かすぎて自分勝手な意見を多数書いていきますが、お付き合い頂けると嬉しいです。

              宜しくお願いします。

               

              ヤンキース田中選手に見る、テニス的な戦術で肘を守る方法

              2015.04.13 Monday

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                今年も野球シーズンが開幕。

                日本から少し遅れて、メジャーリーグも開幕し、熱く長いレースの火蓋が切って落とされた。


                野球とテニス、この両スポーツには実は共通する考え方が多いように思う。

                オフザボールとオンザボール。

                ピッチャーとバッターの駆け引き、カウント毎の考え方。

                ピッチャーがサーバーで、バッターがリターンのように考えることもできる。


                ヤンキースの田中選手が肘の怪我、手術から復帰したのは日本でも大きく取り上げられた。

                いつも議論が尽きない、ピッチャーの肘と球数問題。


                ふとテニスで考えると、3セットの試合ではサーブを打つ回数が最低でも30-40回はある。

                それも5セットマッチや競る試合になると100、150を軽く超えていく。

                そして彼らは中1日で7試合続くことも。

                いかにラケットが進化したとはいえ、肩や肘への負担は大きい。


                もちろん運動生理学的には全く比べるに値しないくらい、違うものだろう。

                ただ、テニスの感覚を野球に活かすことはできる。


                例えば打たせて取る、というのは典型的な例。

                テニスで言うところのポーチに近い気がする。

                ピッチャーはバッターが打てる範囲を限定するのが仕事。


                あとは広島に復帰した黒田投手が意識している、ノーボール作戦。

                ストライクゾーンに積極的に投げ、これも打たせて取る。

                テニスや他のスポーツで、サーブをあえて入れないという作戦は有り得ない。

                野球ならではのピッチャーの特権すら、破棄して別な利点を優先するのも面白い。


                もっとテニス寄りに考えると、9人全員ピッチャーをやる作戦、というのはどうだろう。

                テニスでは、私はサーブ打ちません、ということはできない。

                野球でも1人1回ずつ、頑張って3人を抑える、それを交代で回る、という作戦。

                きっとピッチャーを経験することで、守備にも活きる。

                ピッチングが苦手な選手は下位打線に充てれば良い。


                野球にも、そんな斬新な発想があると面白いかなと。


                何はともあれ、ピッチャーがすぐに肘を痛めるスポーツは辛い。

                生涯スポーツを目指す日本には、何かを捨てても守っていくような理念が必要。


                甲子園で燃え尽きるより、その子が70歳まで元気に野球を楽しむ画が見たい。


                そう考える、寒空の下。

                もう4月なのに、春いずこ…。

                日本のテニス、今こそ世代間交流と抗争を

                2015.04.12 Sunday

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                  ふと考えると、不思議に思うことがある。

                  日本では色々なスポーツが各年代で行われているけれども、その世代間の接点って、本当に少ない。

                  確かにサッカーやラグビーのようなコンタクトスポーツは、年代ごとの差が生じやすいので難しいかも知れないけど、テニスのような技と戦略で戦う競技は、もっともっと対抗意識を持って良いんじゃないかと思う。

                  高校生の雁行陣に、社会人の並行陣が挑む。

                  そんなイデオロギー抗争みたいな試合、観たいと思うのは自分だけだろうか・・・。


                  その為にも、中学・高校のうちから是非、大人の人とテニスをする機会を創れないかと考えてきた。

                  試合はもちろん、間近で技を見る、テニスの考え方に触れる・・・。

                  そういうことを考えつつ、自分自身がサポートしている活動の一つが、「てにすまんプロジェクト」と呼ばれる、元プロテニス選手が中学・高校のテニス部を訪問する活動。

                  そのキャラクターであるてにすまんのTシャツのECサイトも、今回作成させて頂きました。

                  ■てにすまんTシャツ公式ECサイト




                  こちらの売上の一部は活動費に充てられますので、ぜひ一度皆さんもご覧頂ければと思います。


                  割と長い間、空白期間もありましたがブログを書いてきて、こういった告知は初めてになります。


                  これからもこちらの活動も、少しずつ報告できればと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
                   

                  日本バスケットボール界を一括する川淵さんと想うこと

                  2015.03.15 Sunday

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                    問題定義されてから久しい、このバスケットボール界の問題。

                    今日のニュースでは各協会の代表者を集めて川淵さんが一括している映像がニュースで流れたが、
                    それを見て何かを感じるかはその人次第。

                    少なくとも、テニス界に携わる人は何かを感じないといけないのだが・・・。


                    そもそも、スポーツ競技団体の日本のTOPで問題になっていることを整理すると


                    ・日本代表を自分たちで選んでいるという錯覚

                    ・ジュニア選手の育成を自分たちだけで行っているという驕り

                    ・選抜大会の学校や選手は、自分たちが選んで出してあげているという錯覚

                    ・一度国でお金を集めて地域に配ってあげているという癒着

                    ・オリンピックや国際大会で成績を残さなくても追及されることのない責任

                    ・新しいことを始めることを良しとしない文化、怠慢体質

                    ・何より皆無なのが、各スポーツ種目の存在意義と理念


                    すごくザックリ書いてみても、やはり潰れていく会社に共通しているような。。。


                    日本テニス協会も、中にいた自分から見てもバスケットボール協会とさして変わらない。

                    むしろ変わることができるチャンスを得たという点で、バスケットボールのほうが未来がある。



                    「そんなに批判しても意味が無い」

                    「じゃお前に何が出来るんだ」


                    という声、聞こえてきます。


                    真摯に受け止めつつ、それでもテニスは日本の生涯スポーツの代表として、これからの高齢化社会と医療費削減に貢献していかないといけないのは事実。

                    東京オリンピックも、一つのイベントに過ぎない。

                    圭くんが金メダルを取っても、それはそれ。


                    もっと大局を見て、よりテニスを通じて社会問題の解決の道筋を創っていかないといけない。


                    地道で、難しいことの連続。


                    まずは自分自身で変わりつつ、変化を受け入れつつ努力していこうと。

                    がむばります。

                     

                    今、変わらないと、もう変われない。その段階まできたテニス雑誌業界。

                    2015.02.23 Monday

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                      あなたがもし、週に1回はテニスをする愛好家だったとして、ではテニス雑誌というものを買う機会があるだろうか。

                      表紙の見出しには、多少魅力的な言葉が並ぶ。

                      「あなたのボレーを変える!」

                      「今、見直したい基本とは・・・」

                      立ち読みして少し参考になると思えば、買う機会もあるかも知れない。

                      ほんの10年前、テニス専門誌は6誌あった。

                      それが今では3誌になり、値段は上がった。

                      部数は減り、平積みからは外され・・・というのが、ほんの3年前まで。

                      ここ最近は、錦織くんの活躍もあり平積みの地位は取り戻したかもしれない。

                      書店や取次業者の窓口の人も、ニュースで錦織くんの活躍を見ていれば期待も大きい。


                      そこで、である。

                      今日21日は、2大テニス誌であるテニスマガジンとスマッシュの発売日。

                      この2つの雑誌は、テニス界をけん引しているという自負があるからこそ、同じ日に発売をぶつけてくる。

                      しかし気になっていた点が、2年くらい前からあった。

                      表2(裏表紙)の広告が、TOALSONで同じなのである。

                      クリエイティブデザインも同じ。

                      ・・・どこか気持ち悪い。

                      そんな感情をぬぐえない。

                      そんなこんなで、まぁそんなものかと慣れてきた矢先の、今日の出来事。


                      表紙のクリエイティブが、同じ。

                      あえて、同じと言いたい。

                      これには愕然とした。

                      錦織くんブームに乗るのは大事かも知れない。

                      広告がこんな状況がだから、部数売上が雑誌の生命線。

                      しかし・・・である。

                      こうも同じ方向を向いて良いのか。

                      これは偶然なのか。

                      何度も自問自答してしまう。


                      確かに、イデオロギーで違いはある。

                      テニスマガジンは「テニマガテニス部」を立ち上げ、一般読者とイベントで接点を持とうとしているし、WEBでの新しい取組みである「TENNIS DAIRY」も丁寧な草の根報道は評価できる。

                      スマッシュは昔から誌面にこだわってきた。

                      技術ものはやはり優秀だし、紙質も良いのに価格はリーズナブル。

                      どちらかというと初級〜中級向けには、導入誌として欠かせない位置づけだった。


                      両誌ともに、その良さを全て失ったとは言わない。

                      ただ言いたいのは・・・・



                      「守り」に入ってるんじゃないかということ。

                      昨今のテニスブーム、これを逃したくない、失敗したくない。

                      みんなが求めているもの、そう、錦織くんの表紙。

                      ユニクロ、ウィルソン、きっちりスポンサーは誌面に入れないといけない。


                      これで、良いのかということ。


                      テニス誌は報道誌?

                      違う。

                      もはや報道はライブスコアには敵わない。


                      技術誌?

                      確かにその一面はあるが、それはあくまで最新技術や考え方であって、年間をルーティンでこなしていく風土では、ファンが増えない。


                      そう、ファンが増えないのである。


                      かつて野村克也監督は、メディアを前にして口を酸っぱくして言っていた。

                      「君たちメディアが、ファンを育てるんだ」

                      今テニス誌は、ファンを育てられているだろうか。

                      選手に、イベントに、スポンサーに、おんぶにだっこではないのか。

                      どこか1誌でも良い、ファンのほうを向いてくれる誌面はいないのか。



                      変わる機会は、そうそう無い。

                      図らずも、今回表紙がこういう結果になったのなら、感じる人は感じている。


                      まさに今、テニス雑誌業界も試されている。


                      さぁ、変わろう。

                      テニス界全て。

                      守るのではなく、攻める。

                      ルーティンでは無く、クリエイティブに。

                      一人一人、1誌1誌が、違いを生み出せる存在になろう。



                      どんなに時が経っても、自分は今日という日を生涯忘れはしない。


                      自戒を込めて。